製造業や中小企業向けの大型補助金として知られる「ものづくり補助金」と「省力化投資補助金」。どちらも生産性向上を目的としていますが、設計思想と申請プロセスが大きく異なります。
5つの違いを一覧で確認
| 比較項目 | ものづくり補助金 | 省力化投資補助金 |
|---|---|---|
| 目的 | 革新的な製品・サービス開発 | 人手不足解消のための省力化 |
| 補助上限 | 最大1,250万円〜数千万円 | 最大1,500万円 |
| 補助率 | 1/2〜2/3 | 1/2 |
| 申請のしやすさ | 事業計画書の作り込み必須 | カタログ型で比較的シンプル |
| 採択率の目安 | 30〜50% | 40〜60% |
違い①:制度の目的
ものづくり補助金は、革新性・市場性を重視。「他社にない新しい製品・サービスを開発する」ことが採点の中心です。一方、省力化投資補助金は、すでに登録されたIoT機器・ロボット等の導入で人手不足を解消することが目的です。
違い②:補助対象と上限額
- ものづくり補助金:機械装置、システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費など
- 省力化投資補助金:事務局に登録された省力化機器(自動清掃ロボット、配膳ロボット、自動精算機など)
違い③:申請のしやすさ
ポイント:「事業計画を1から練りたい・革新性を訴えたい」ならものづくり補助金。「すぐに省力化機器を入れたい」なら省力化投資補助金。
どちらを選ぶべきか
新規開発・販路開拓を伴う設備投資 → ものづくり補助金。既存業務の自動化・省人化 → 省力化投資補助金。判断に迷う場合は、樫乃屋までご相談ください。